※弊社ランドセルの商品ページに記載しているパーツの部位及び名称についてご紹介いたします。(弊社と他店とで名称が異なる場合がございますのでご了承下さい。)
ランドセルの素材は「天然皮革」と「人工皮革」に大別されます。
天然皮革との動物の皮を使用した素材です。ランドセルでは「牛革」と「コードバン(馬革)」の2つが主流です。
一方で人工皮革とは人工的に革に似せて作られた素材で、ランドセルでは「クラリーノ®︎」「コードレ®︎」などいくつもの種類があります。
姉妹ブランド「シブヤランドセル」の修理実績は2023年3月末日までの過去6年間で、約0.17%の修理率となっており、1000人に1.7名という低い割合です。ご卒業まで安心してご使用いただけます。
修理依頼としては、錠前部分(ランドセルを開け閉めする箇所)、続いて肩ベルトのDカン外れ(防犯ブザーを付ける金具)です。
天然皮革である牛革とコードバンの特徴は、傷に対して非常に強くて頑丈であることです。
クラリーノをはじめとする人工皮革が伸縮性の素材であるのに対して、牛革やコードバンは硬く変形しにくい素材になります。
天然皮革のもうひとつの特徴として、「引っ張られる力に強い」ということが挙げられます。
牛革とコードバンの両者ともに、強い力で引っ張ってもびくともしません。
ただし、人工皮革に比べ重いのが天然皮革です。
ランドセル1個で比較した場合、牛革でプラス200g程、コードバンはさらに100g程の重量になってしまいます。
また、天然皮革には刺繍を施すことが難しいため、シンプルなデザインが主流です。
人工皮革は、不織布に樹脂を含ませ塗装したもので、天然皮革に似た風合いがあります。
見た目を天然皮革に似せた「合成皮革(合皮)」と異なり、生地の構造まで似せたのが「人工皮革」です。
耐久年数は10年と永く、安心して6年間ご使用いただけます。
永く使っても型崩れせず、水にも強く、軽くやわらかい生地なのでお子さまが扱いやすいのも人気のポイントです。
人工皮革のもうひとつの特集として、加工が比較的容易なことがあげられます。
ランドセルがこれだけカラフルになり、デザイン豊富になったのも、人工皮革の技術の進歩によるものです。
パール調の生地やくすみカラーなど時代にあわせた色合いが生み出されます。
また、刺繍や型押し、スパンコールなど、様々なデザインにも対応でき、遊ぶ楽しさが増えました。
教材の増加や大型化にともない、小学生が背負うランドセルの重さが増えていることがニュースなどでもたびたび取り上げられています。
ランドセル全体の重量は中に入る教材やノート、体操着や水筒などの重さによりますが、ランドセル本体と合わせると4kg〜5kgにもなると言われています。
SOLO UNOでは少しでもお子さまの負担を減らすことを第一に「ランドセルの重さ」も考慮し、軽くて丈夫な商品作りに力を入れています。
ランドセルの重さは使用する素材によって大きく変わります。
天然皮革であるコードバン、牛革と人工皮革のクラリーノについて各素材の特徴と重さを確認しましょう。
ツヤのある見た目や手触りなど高級感があり希少性の高い素材です。
牛革の3倍以上の強度をもつ丈夫な素材ですが、牛革以上に重量があり、革がとても硬いので重量以上に重さを感じやすく、水に弱くキズが馴染みにくいのでお手入れの面でのケアが必要です。
耐久性と風合いに優れ、なめらかな手触りと独特のツヤや味わいが魅力的な素材です。
使い込むほどお子さまのからに馴染んでいき、革ならではの奥深い味わいを与えます。
人工皮革は、複数のメーカーが製造しており、それぞれに「クラリーノ®︎」「コードレ®︎」といった名称がありますが、軽くて水に強く、お手入れが簡単という素材の特徴は同じです。
人工皮革は軽くて雨にも強く、キズが目立ちにくい素材です。豊富なカラーバリエーションや光沢素材などデザインの幅が広いことも大きな特徴と言えます。
ランドセルの軽さと強度は反比例します。
素材を少し薄くする、内装の貼りを全体では無く1箇所だけにする、肩ベルトを少し細くする、ナスカンを片側だけにする、鋲を2カ所でなく1カ所で止めるなど、パーツの一つ一つを軽くしたり減らしたりするとランドセルの重量の軽減にはつながります。
ただ、実際にランドセルを使うお子さまの目線で考えるとどうでしょうか?
肩ベルトが細ければ両肩への負担が増し、素材が薄ければ耐久度が落ち傷もつきやすくなります。
補強財が弱ければランドセルが歪み、背負った際の重心がブレて歩きにくくなってしまいます。
軽さだけでなく、6年の使用に耐える強度があるのか、芯材・補強材が入っているのかもご確認ください。
使用される材料や部材の質感でも重さは変わるため、軽い、重いだけでなく、材質や機能、デザインなど重視したいポイントとあわせてご検討いただくことが重要です。
またグラム数だけ比べても「体感荷重」が軽いものとは限りません。
背負いやすさをサポートする機能がついているか、子どもの体型に合ったベルトかにより、背負い心地は大きく変化します。
必ず背負い比べて背中・肩へのフィット感を体験してください。
2025カタログのご請求は終了いたしました。